車を大切に乗り、こまめに洗車をしていても気になるのが、小傷と水アカ。
今日は、そんな小傷を水アカの除去に最適な「シュアラスター スピリットクリーナー」を実際に僕の車に施工したレビューです。
スピリットクリーナーとは

シュアラスターは、車好きの人なら一度は聞いたことのある自動車のワックスメーカーです。
そのシュアラスターから販売されているスピリットクリーナーは、水アカ落とし・小傷消し・ワックス前の下地処理に使用する製品です。
水アカや小傷が気になる部分にのみ施工するのも、ワックス施工の前にボディ全てに施工するのもオッケーです。
今回施工する車はブラックなので、濃色車用の「スピリットクリーナー ダーク」を購入しました。
淡色車用はこちら。
実際に施工してみた
実際に施工した際の大まかな手順はざっとこんな感じ!
- カーシャンプーで洗車し汚れを落としたあと、水分を拭き取る
- 付属のスポンジでスピリットクリーナーを施工
- 乾いたタオルで拭き取る
- 脱脂シャンプーで再びシャンプーをし、水分を拭き取る
- コーティング剤を施工
4番は絶対必要な工程ではないので、省略しても大丈夫です。
5番も必ず必要というわけではないですが、スピリットクリーナーは古いコーティング剤を剥がし車が無コーティングの状態になるので、できれば施工したほうが良いかと思います。
洗車で汚れを落とす
まずはいつものようにシャンプーで洗車をしましょう。
水をかけて大体の砂埃などを落としたあと、シャンプーで洗車をします。
シャンプーを流して、水分をマイクロファイバータオルなどでしっかり拭き取ります。
拭き取り後、10分ほど放置して乾燥させるとなお良しです。
洗車後に車にざらつきを感じたら鉄粉が残っているということなので、粘土クリーナーでの鉄粉除去をオススメします。
スピリットクリーナーを施工
洗車後、さっそくスピリットクリーナーを施工していきます。
キャップを閉めてボトルをよく振り、付属の専用スポンジに適量乗せます。

スポンジを塗装面に軽く押しつけ、液剤をスタンプします。

スタンプ後、スポンジで30センチ四方を目安に縦縦横横で伸ばしていきます。
液剤を伸ばすときのポイントは
- スポンジは必ず縦縦横横に動かす(円を描くように伸ばすのは傷が付くので絶対にNG!)
- 塗装面にスポンジを押しつけすぎず、スポンジが潰れないくらいの力で押しながら伸ばす
特に難しいのは、スポンジを押しつける力加減です。
きれいにしようとスポンジを強く押しつけて何度もこすのは、逆に傷がつく原因になるので絶対にNGです。
液剤を伸ばし、白くなって乾き始めたら乾いたクロスで拭き取ります。

今回家にあったマイクロファイバークロスを使用したのですが、滑りが悪く扱いずらかったので、シュアラスターから販売されている専用のクロスがおすすめです。
ゼロウォーターを施工する際に使用していますが、サイズ感もよく塗装しやすいのばおすすめです。
再びシャンプー洗車(省略可)
スピリットクリーナーの施工が終わったら、油分を落とすために脱脂シャンプーで脱脂しています。(脱脂シャンプーがない場合、普通のカーシャンプーでも可)
ワックスでコーティングする場合は省略可能ですが、ゼロウォーターのようなスプレータイプのコーティング剤を使用する場合は再度シャンプーすることをおすすめします。
コーティング
スピリットクリーナー施工後は無塗装状態なので、ワックスかコーティング剤を施工しましょう。
僕がいつも使っているコーティング剤は、シュアラスターの「ゼロウォーター」を使っています。
日頃ワックスを施工している方やワックスももっている方は、2回目の洗車の工程を省略できるので、ワックスをおすすめします。
使用してみた感想
シャンプーでは取れない水垢もきれいに除去


施工前の画像には、赤丸で囲んだ大きな水アカと、それ以外にも小さな水垢がポツポツとあります。
施工後の画像を見てもおわかりのとおり、水垢はきれいに除去することができます。
1週間前に洗車したばかりで強力な水垢が見つからなかったのですが、よほどのものでない限り1回の施工で綺麗になるはずです。
深い傷は消えないが、爪でついたような小傷は消える
濃色系の車にお乗りの方はよくわかるかと思いますが、ドアノブの周辺ってめちゃくちゃ傷がつくんです。
爪があたってつく浅い傷なんですけど、乗れば乗るほど目立ってくるんですよね。
そんな傷にもスピリットクリーナーはおすすめです。
ただ注意点があって、ドアノブの溝の部分に液体が入り込んでしまうと白く固まってしまうので、施工後はしっかりときれいに拭き取りましょう。
この拭き取りがけっこう面倒で、運転席側のドアノブだけやって、あとは諦めましたw
拭き取りが大変
ささーっと拭き取れるのかなと思っていたら、これが意外と大変……。
- ボディをしっかり冷やしてから施工する
- 気温が高いときの施工は避ける
この2つはしっかり守りましょう。
夏場に施工する場合は、早朝か夕方に、ボディを水でしっかり冷やしてから施工しましょう。
特に濃色車の方は拭き残しが目立ちやすいので、この方法がオススメです!
まとめ
- 洗車で落ちない水アカを落としたい
- ドアノブの爪傷落としたい
- キレイに仕上がるようにワックス前の下地処理をしたい
水アカは放置すればするほど落ちにくくなるので、定期的な除去が必要です。
半年〜1年1回はスピリットクリーナーを使用して、きれいなボディ状態を保ちましょう。
パッケージが新しくなった!
この前ぷらぷらーっとカーショップを見ていたら、スピリットクリーナーのパッケージが新しくなっていました。
一新!というわけではなく、ボトルの角の丸みがなくなり、背も低くなっていました。
個人的にはこっちのパッケージのほうが好きです。
サイトを確認みたところ、成分や内容量に変わりはないみたいなので、本当にボトルの形が変わっただけのようです。