どうもっ! ハル(@haru59)です。
Mac miniから自作PCに乗り換えたきっかけは、サクサク動画編集ができるPCがほしかったから。
仕事もテープ起こしから動画編集の割合が増えてきて、Mac miniでは力不足を感じていました。
もともとはMacBook Pro16インチが欲しかったのですが、欲しいスペックにすると40万近くかかります……。
そこで候補にあがったのがWindowsPC。
初めてはBTOの購入を検討していたのですが、どうせなら自分でつくってみたい!と思い自作PCに挑戦することを決意。
結論から言わせてください。
今回はパーツ紹介と自作PCを組んでみての感想、使い心地なんかをブログに書いていきたいと思います。
- パーツ紹介
- PCケース「CORSAIR 275R Airflow TG」
- CPU:「Ryzen 7 3700X BOX」
- マザーボード:MSI「MPG X570 GAMING PLUS」
- メモリ:Corsair「CMK32GX4M2A2666C16」16GB 2枚組
- グラボ:MSI「Radeon RX 5700 XT EVOKE OC [PCIExp 8GB]
- M.2 SSD:「PG3VNF CSSD-M2B5GPG3VNF」
- SSD:Crucial「MX500 CT500MX500SSD1/JP」
- 電源:玄人志向「KRPW-GK750W/90+」
- OS:「Windows 10 Home 」
- 自作PCの合計金額
- おまけ
- 自作PCは思ったよりも簡単
- 半年使ってみて:めちゃくちゃ快適!
- 悩んでいる方はぜひ一度お試しあれ
パーツ紹介
自作PCは組んだことがなく無知の世界でしたが、たくさんのブログとYouTubeでいろいろと勉強しました。
雑誌も購入しました。ロマンありまくりでおすすめですw
今回のテーマは「動画編集がサクサクできるPC」なので、
- CPU
- メモリ
- グラボ
に関しては安いものを選ばなかったつもりですが、予算の関係でメモリは後々増設予定です。
では、さっそく僕が組んだパーツを紹介していきます!
PCケース「CORSAIR 275R Airflow TG」

これがないとはじまりません。PCケースです。
予算は1万円以下で探しました。
お気に入りポイントは、
- ファンが3つついている
- 片側サイドが強化ガラスになっている
- フロントのデザインが斬新でかっこいい
この見た目で1万円以下。コスパ最強。
もちろん5000円以下の化け物級コスパのPCケースもたくさんありますので、ぜひお気に入りを探してみてください。
CPU:「Ryzen 7 3700X BOX」

付属のCPUファンがかっこいい&コスパがいいので、はじめからRyzenと決めていました。
Ryzen9と悩みましたが、「Ryzen7 3700X」でも「Core i7-9700K(8700)」と遜色ない性能らしいので「Ryzen7 3700X」に。
ソフトウェアで光り方や色を制御できるCPUクーラー付きです。控えめに言ってめちゃくちゃかっこいい。

マザーボード:MSI「MPG X570 GAMING PLUS」

先に決めていてグラボがMSIのものだったので、マザボもMSIにしました。
最大の悩みが、チップセット。
価格が安い「X470」にするつもりでしたが、調べれば調べるほど最新の「X570」が欲しくなる。人間は欲深い生き物ですw
決め手は、購入するマザボがPCI Express 4.0に対応しているものだったからです。
まだまだX570対応のパーツは高く、X470でも十分だという記事をたくさん見たのですが、せっかく組むなら・・・と。
ちなみに、X470は1万円以下でも優秀なマザボが多くあるようなので、コスパ重視の方はX470を選ぶことをオススメします。
僕が購入した「MPG X570 GAMING PLUS 」はX570の中では安く、デザインもシンプルでかっこいいです。
しっかりM.2ヒートシンクもついているし、黒と赤のデザインもごちゃごちゃしすぎずかっこいいです。

メモリ:Corsair「CMK32GX4M2A2666C16」16GB 2枚組

本当は64GBを積みたかったのですが、予算の関係上32GBに落ち着きました。
今のところ4Kの動画を編集する予定もないし、PremiereとAfterEffectsを同時に動かせれば問題ないので、ひとまず32GBでも問題ないかと。
まあ力不足を感じたら増設予定です。これが自作PCのいいところ!
Ryzenと相性の悪いメモリもあるみたいなので、選ぶ際は要チェックです。
このメモリは今のところ不具合なく、いい感じに使えてます。
キラキラ光ったり派手さはないですが、Corsairのもので安心です。
グラボ:MSI「Radeon RX 5700 XT EVOKE OC [PCIExp 8GB]

グラボは一番最初に決まったパーツで、このグラボに合わせる感じで他のパーツを決めていきました。
このマザボにした理由は見た目がゴールドでかっこいいのと、クリエイターモードが搭載されているから。
専用ソフトウェアで切り替えができます。

ぶっちゃけクリエイターモードの恩恵を受けているのかは不明ですが、Premiereもサクサク動くし、4Kモニターを2枚使っていますが出力には問題なしです。
購入の決め手になったわけではないですが、「PCI Express 4.0」にも対応。
今のところ対応しているマザボは「Radeon RX 5700 XT EVOKE OC」だけのようです。
ファンは常時回転ではなく60℃を超えたときだけ回るので非常に静かで快適です!
M.2 SSD:「PG3VNF CSSD-M2B5GPG3VNF」

OSとアプリケーション用のSSD(M.2接続)です。せっかくなのでSSDも「PCI-Express4.0」対応にしました。
パッケージがいかにも安物!って感じで(実際に安い)壊れないか不安でしたが、今のところ問題なく動いてくれています。
起動もサクサクで非常に快適です。
ただ、このSSDはヒートシンクは付属していないので要注意です。
今回使うマザボ「MPG X570 GAMING PLUS」はヒートシンクが付いているの問題ないですが、マザボにヒートシンクがついていない場合は別途ヒートシンクの購入が必須です。
SATA接続のSSDと速度を比較してみると、思ったよりも差が出ました!参考までにどうぞ。


SSD:Crucial「MX500 CT500MX500SSD1/JP」

データ用のSSD(SATA接続)です。
あとから増設することを考えて、ひとまず500GBにしました。
特にこだわりはなかったですが、一番コアスパが良かったのでCrucialに決定。
電源:玄人志向「KRPW–GK750W/90+」

「80PLUS GOLD認証」以上のものであれば、どのメーカーのものでもそれほど気にする必要はなさそうです。
僕も「80PLUS GOLD認証」の中で一番安いものを購入しました。
ケーブルなどは付属するので別途購入は不要(付属ケーブルでは長さが足りない場合などもあるので要確認)ですが、説明書などはなく箱にちょろっと説明が書いてあるだけなので少し大変です。
OS:「Windows 10 Home 」

PCを組み終わったあとに、Windowsのインストールも必要です。
USBを差し込むと簡単にインストールができます。
自作PCの合計金額

- CPU:「Ryzen 7 3700X BOX」・・・39,800円
- ケース:275R Airflow TG Black (CC-9011181-WW) ・・・8,975円
- マザボ:MPG X570 GAMING PLUS・・・15,639円
- グラボ:MSI「Radeon RX 5700 XT EVOKE OC [PCIExp 8GB]・・・43,477円
- メモリ:Corsair「CMK32GX4M2A2666C16」16GB 2枚組・・・15,670円
- M.2 SSD:PG3VNF CSSD-M2B5GPG3VNF・・・11,762円
- SSD:Crucial「MX500 CT500MX500SSD1/JP」・・・6,345円
- 電源:玄人志向「KRPW-GK750W/90+」・・・8,000円
- OS:「Windows 10 Home 」・・・16,980円
- 合計・・・187,008
このスペックで20万以下!
決して安い金額ではないけど、マックと比較すると安すぎて驚きです。
おまけ
自作PCを組むに当たり購入してよかったものを紹介します。
ドライバー
ケースにマザボを固定する時に長いドライバーがあると便利です。
先端がマグネットになっているのでネジが落ちたしすることもなくてめちゃくちゃ作業しやすい!
結束バンド
結束バンドがあるときれいに配線できます。
PCケースによっては数本付いてきますが恐らく足りないと思うので別途購入しておくとよいでしょう。
自作PCは思ったよりも簡単
初めて自作PCを組んでみての感想は
ただ、メモリの差し込みが弱くなかなかBIOSが起動しないという凡ミスのおかげで、1日では終了しませんでした……(笑)。
その凡ミスさえなければ3~4時間で終わっていたと思います。
マザボの説明書にどのコードを繋げばいいのかも詳しく書いてあるし、今はネットやYouTubeでもすぐに調べられるので、初心者の方でもわりと楽しく組めると思います。
半年使ってみて:めちゃくちゃ快適!
最初はWindowsに慣れなくて、やっぱりMacにしておけば良かったかなーとも思いましたが、結論から言うと自作PCにしてよかったです!
やっぱりコスト面ですよね。
Macの約半額です。約20万でこのスペックはMacでは絶対に無理です。
7、8年ぶりにMacからWindowsユーザーになったわけですが、その感想や戸惑った点、良かった点などはまた別記事でまとめたいと思います。
増設やカスタマイズし放題
パーツの増設や交換ができるのも自作PCのいいところです。
つい最近4TBのHDDを増設して、ストレージは合計で5TBになりました。
YouTubeにHDD増設の様子の動画をあげているので、ぜひ覗いてみてください。
今後は光るファンに交換する予定です!
ロマンありまくりで自作PCライフ最高です!
悩んでいる方はぜひ一度お試しあれ
自作PCに興味を持っていて、「機械アレルギー!絶対無理!」という方以外はぜひ一度組んでみるといいと思います。
パーツを調べて検討するのも楽しいし、PCのこともいろいろ分かって勉強にもなります。
ゲームや動画編集などの重たい作業をしなければ、10万円以下でも全然組めるので、ぜひお試しあれ!