どうも! フリーランスでテープ起こしをしているharu(@haruo59)です。
テープ起こしを仕事として本格的にスタートしてから、日本語入力システム「ATOK(エイトック)」を導入しています。
ATOKは、推測変換や言葉の誤用の指摘など、文章をつくる上でありがたい機能が搭載されています。
そんなATOKに「記者ハンドブック」を導入してみたらさらに快適になりすぎたので、今回はその魅力を伝えていきたいと思います。
- 適切な漢字表記が一目で分かる
- 表記揺れをなくし、用語を統一できる
- 言葉の意味・用例をすぐに確認でき、誤りのない文章をつくれる
「記者ハンドブック 第13版」とは
共同通信社から発売されている「記者ハンドブック」は、正しい日本語をで伝わる文章を作成するための新聞用字用語集です。
漢字とひらがなの書き分けや送り仮名の付け方、文章の書き方の基本、その他にも資料編として全国の市名・町名、法令関連用語、外来語・片仮名語用例集まで収録されています。
報道各社で原稿作成の指標とされているため、ライターや文字を書く仕事をする人は持っておいて損はない辞書です。
「記者ハンドブック 第13版」for ATOK
ATOKに「記者ハンドブック」導入すれば、わざわざその都度紙辞書を引くわずらわしさから解放されます。
導入の仕方も簡単で、DL版を購入してパソコンにインストールすれば自動的にATOKに反映されます。
ジャストシステムのECショップ Just MyShopか、Amazonでも購入可能。
ATOKのパッケージは廃止され、現在は月額制のみになっています。
https://www.justsystems.com/jp/products/atok-passport/
文章に沿った適切な用語を選択できる
「記者ハンドブック 第13版」for ATOKの一番の魅力は、なんといっても適切な表記や用例が一発で分かること。
導入前までは、漢字の使い分けに迷う場合などはわざわざ紙辞書の「記者ハンドブック」を引いていたのですが、今は全てパソコン上で完結します。
例えば「つくる」という漢字、「作る」「造る」「創る」があります。どれを使えばいいんだろう?って思いますよね。
そんなときは、「つくる」と打って、変換一覧が出てきたら、「Control+W」(Macの場合)をおすと電子辞典が出てきます。

どの「つくる」の漢字が文章に沿った適切な漢字なのか、紙辞書を引かなくても分かります。ありがたいですね!
正しい表記を表示してくれる
漢字で書いてはいけない文字が「記者ハンドブック」には存在します。
これの書き分けを覚えるのが本当に大変で、その都度紙辞書を引くのもめんどくさい……。
「記者ハンドブック 第13版」for ATOKは「これは漢字じゃなくてひらがなで書けよ!」と教えてくれます。
例えば、「うそ」。
「嘘」と漢字で書いてしまいそうですが、「記者ハンドブック」に沿った表記ではひらがなで「うそ」と書きます。
「うそ」と打つと、警告が出て下に正しい表記方法を示してくれます。

じゃあ「ひま」とかも漢字じゃなくてひらがななんじゃね?と思ったら、「ひま」は普通に「暇」と漢字でオッケーなんです。あら、不思議。

まとめ
「記者ハンドブック 第13版」for ATOK いかがだったでしょうか。
ライターやテープ起こしライターはもちろん、ブロガーにもおすすめです。
ATOK | 309円(月額) |
「記者ハンドブック 第13版」for ATOK | 5,184円 |
ATOKは月払いなので、1回払って終わりというわけではありません。毎月309円かかります。
毎月かかる出費はたったの309円なので、文章をつくる仕事をしている人は100パーセント元は取れます。絶対オススメ!
表記揺れのない見やすい文章を作成することができます。